コンテンツへスキップ

浴衣で行ける場所、行けない場所。

こんにちは。
浦和駅前の貸衣装「きものサロン結ざくら」です。

ついに7月、夏本番を迎え、浴衣のキャンペーンもスタートしました。

浦和駅すぐそばなので、花火大会の会場にも行きやすいです。こちらで着付けとヘアアレンジもできますよ!

さて、以前もお話したように思いますが、浴衣は寝間着ではありません。

何度でも言います。

浴衣は明治時代にはすでに夏の普段着でした。

一般庶民は朝から晩まで浴衣で過ごしていました。浴衣に半幅帯を合わせるだけでなく、ちょっとおしゃれしたい時には名古屋帯でお太鼓にしたりして。

「昔はパジャマみたいなもんだった」
と言う人は、服飾史を知らない人です。

堂々と着て歩いてくださいね。

画像の浴衣は今季入荷した物で私の一番のお気に入りです。

流水と金魚が涼し気で、こんなコーディネートで下駄をカランコロン・・・なんて、風情があって良いのではないでしょうか。

こちらは少し現代的な取り合わせで、大人っぽく。

浴衣に合わせる帯も、近年は小袋帯と呼ばれる裏地のあるおしゃれな物が増えました。

浴衣は時代を経るごとによりおしゃれ着としての要素が強くなり、有名ホテル等でも「浴衣でランチプラン」なんていう催しもあったりします。

ただし、気を付けていただきたいのは
「浴衣でどこへ行っても良いわけではない」
ということ。

格式あるホテルやレストランでは、ドレスコードがあったりします。特別に浴衣プランなどを打ち出していない限り、そういう場所には浴衣はカジュアルすぎるのです。

また、浴衣は通常、素足に下駄を合わせますが
下駄のカランコロン・・・が耳障りになってしまうような場所、美術館やクラシックコンサートには向きません。

逆に言えば浴衣にお太鼓を結んで足袋を履き、草履を合わせたなら、だいたいどこでも行けちゃうんじゃないかと思います。

花火大会だけがお出かけ先ではありません。
ビアガーデン、下町散策、納涼祭。
私は近所のスーパーへ行くだけの時も浴衣姿だったりもしますし、古くてくたくたになった浴衣は部屋着にしています。

着なれると楽で涼しいのが浴衣。

私は浴衣が大好きです。当店ではレンタルだけでなく購入もできますので、何度も着たい方はぜひお気に入りの1着を探しにいらしてください。一緒に最高のコーディネートを考えましょう。

結ざくらにて、お待ちしております。